母子の匂い

母子は匂いで無意識のうちに互いに引かれ合う!

チャールズ・ダーウィンは100年以上昔に、目を瞑った状態の赤ん坊であろうとも、母体の胸が傍らに迫ってくるとそっちに方向転換するということを記しています。

 

彼は、赤子は母体の体臭もしくは体温のいずれかに応じるであろうと論じました。

 

近頃の実験によって、出生後6週間にかけて、赤子は見たことがない母体よりは自身の母体の胸の匂いを次第に目立って気に入ることになるということが紹介されました。

 

恐らく赤子は初めの2〜3週間で自らの母体の匂いを認識できるということを覚えるのでしょう。

 

その匂いには母体そのものの匂いばかりか母乳を吸引する際に母体に移った自らの匂いまで盛り込まれているのではないでしょうか。

 

仮にそうだとしたら、赤子は未来の認識のことを考えて母体にマーキングをしていることになります。

 

 

この事とは反対に、母体が自身の乳幼児を認識できる機能はより素早く確立させます。

 

某研究チームは子供の誕生後の母子に関して実験しました。

 

彼らはアイマスクをさせた各々の母体に実の子供とよその2人の子供を与えてみました。

 

実験の61%において、母体は自身の子供を正確に的中させました。

 

それはいい加減に回答したとすれば期待されている33%を大幅に超えていました。

 

同じ様にして誕生後2日以内の子供を父親に当てさせてみたら、正答は37%と、運次第の状態での期待値をほんの少し上回ったのみでありました。

 

ほかの科学者らは、子が兄弟を、そして親が自らの子を、着用していた衣類の匂いのみで察知できるということを提示しました。

 

しかも、男でも女でも、自身の体臭と他の人のそれを識別できます。

 

ほかの哺乳類のケースと同じく、それら全ての認識は異常に個々の、または混合的匂いに頼り切っていると捉えられます。

 

それらの認識現象は人間の化学的コミュニケーションの中では良く把握している分類に位置します。