フェロモン研究

今後のフェロモン研究

当サイトではミズカビとか褐藻みたいなシンプルな生き物の化学信号から開始して、生物界の化学信号を一通りみてきました。

 

そのトップは、多数の種の社会機構などで個体間の広範囲の情報伝達が不可欠な昆虫類と哺乳類でありました。

 

それは1つには科学者らがほかの生き物と比較してその2つのカテゴリーのフェロモンを、更には広々と追究したからとも言えます。

 

化学的コミュニケーションはたくさんの種々の動物からしたら欠くことができないシロモノなのです。

 

 

未だに発表されてすらいない種が数百万種も残存していることを考えれば、化学者とか生物学者は、彼らが希望するのならずっとフェロモンの研究を継続できるでしょう。

 

手法と科学技術は構築されており、フェロモンという形で働く化合物及びこれが引き起こす反応をどのようにして同定するかに関しても概ね分かっています。

 

だけど、その水準を上回ったところでは不確実の大事な問題点が残存しています。

 

この部分に関しては既に、複合臭に関して記述しました。

 

 

さらに、フェロモンのさらなる高度な認知を防止します。加えて根本的な実験における規定があります。

 

このページでは2つの実例を挙げておきましょう。

 

私達がどんどん少しの化学物質を分解・精製・同定可能なように技法を改善すればする程、フェロモンは思いもよらない部分に立ち現れるでしょう。

 

人間の汗に含まれるステロイドはピコグラムの水準で同定されたのですが、現段階でこの類の化合物に関しては、ここが同定可能な限界量です。

 

仮にフェムトグラムとかアットグラムの量の化合物を容易に分解・同定できたら、どういったことが見極められるのでしょうか。

 

 

生物学的な点においては、嗅覚に関しての理解が乏しいといった問題が見られます。

 

動物はどのようにして匂いを識別しているのでしょうか。

 

哺乳類の嗅覚は、既に説明した通りに単純でない原因が関係するからとりわけ難関です。

 

脳が嗅覚信号をどういうふうに処理しているのかに関して、ちっとも明らかになっていないし、人間の脳は科学の重大な研究課題の1つであり続けています。

 

フェロモンの大半に関しては、私達の今の生物学的な知識は信号が嗅覚系あるいは副嗅覚系に来るという点と、そうした後出てくる行動的もしくは生理的作用に関してです。

 

仮にフェロモンの到達とこれに対しての作用の狭間に発生する神経系に付随する各々の段階が全て調査をしうるとするならどういったことが明白になるのでしょうか。

 

 

現時点ではこういった類の疑問に回答することは不可能ですが、解決のルートへ向けて流れ始めました。

 

素晴らしい生物学的な発展が1991年の4月に見られました。

 

コロンビア大学のリンダ・バックとリチャード・アクセルがネズミに対して嗅覚受容体蛋白質を管理下に置くと言われる大きい遺伝子複合体を見い出したのです。

 

その発見から簡単に予測できることは、受容体蛋白質の数が驚くほどにいっぱいあるといったことです。

 

この発見により、受容体蛋白質の構成と作用に関する詳細な研究ができることになりましょう。

 

それからこれを基に嗅覚に関して化学的に把握することが可能になるでしょう。

 

何年かの内にはこの方面で目を見張るほどの発展が望まれています。

 

私達の理解は、絶え間なく、一層広範囲に、それに一段と奥深いものになり続けているのです。