商品という形のマヌカハニーを考えたら、抗菌作用が優れていればいるほどユーザーに売り込めます。抗菌性とかメチルグリオキサールの容量を示すために、UMF、MGOや、MGSなどといった認証表示が使用されているのですが、ユーザーにわかりづらくなってしまっているといった有様です。

 

別の記事で書いたように、加熱をすることでメチルグリオキサールを作り出すアミノカルボニル反応が活性化されますが、業者の中には売り値に影響を及ぼすので容量を増やすために、マヌカハニーを必要以上に加熱している恐れもあるでしょう。優れた抗菌作用が備わった商品は購入者からすれば魅力的なのですが、その成分は反応性が高いので、購入者のもとに到着する頃には抗菌性が変容(大半は減少)してしまうことすらあります。

 

現にマヌカハニーの検査をしてみたら、メチルグリオキサールを筆頭に、レプトスペリン、メチルシリンゲート等の容量は商品により様々です。ラベルに「マヌカハニー」と記されていたとしても、純粋なマヌカハニーは限られています。ですから、ニュージーランド政府では認証表示を徹底するように進めているそうです。

 

マヌカハニーは通常の蜂蜜と比べて高価なので、業者が危険を冒してでも偽装をしたがる食べ物ということになります。本当にメチルグリオキサール等を加えたり、抗菌性を偽装するといった事例があって、マヌカハニーの現状の生産量に比べて消費量が多過ぎるという問題も見られます。製品を選定する時には注意する必要である考えられます。